因縁和合によってつくられた生滅変化する諸現象。無常で変遷するもの。これらの現象または存在は一瞬もとどまることなく移り変っていくこと。この世のことを「有為転変の里」とも。
「有為転変は世の習い」とは
「有為転変は世の習い」は「ものごとが激しく移り変わることは、世の中にとって普通であること」を表します。
この場合の「習い」は「学ぶ、勉強する」という意味ではなく、「世の常、世間一般」を意味します。
単に「有為転変」と使いますが、「有為転変は世の習い」と使うことも多いです。
「有為転変は世の習いと言うように〜」「有為転変は世の習いと言うが〜」といったように用います。