スクール☆ウォーズ

京都市立伏見工業高等学校ラグビー部とその監督で元日本代表フランカーの山口良治をモデルとして、作家・馬場信浩が執筆したノンフィクション『落ちこぼれ軍団の奇跡(おちこぼれぐんだんのきせき)』を基に制作されたフィクションドラマである。

高校ラグビー界で無名の弱小チームが、ある一人の教師が赴任してから数年で全国優勝を果たすまでの軌跡を描いた。キャラクターは、

不良少年や落ちこぼれが何かを動機にして立ち直っていく姿
出生の秘密や難病を持っているキャラクターに翻弄される生徒や教師
教師が健全な生徒の育成に取り組もうと苦悩する姿
を描いている。

「この物語は…」のナレーションで始まる、1980年代の大映ドラマを代表する作品の一つ。伏見工業の所在地は京都府京都市であるが、スクール☆ウォーズは神奈川県の「川浜市」(神奈川県の川崎市と横浜市から1文字ずつ取っている)という架空の地域になっている。そのことから、例えば墓の撮影は川崎市宮前区菅生にある 真宗長安寺行った。制作会社であった大映テレビは当時、東京都府中市・中河原にスタジオを構えていたので、ロケは川崎市に加えて府中市と東京都多摩市が多かった。

初回放送年であった1984年は、日本で少年の非行や校内暴力が社会問題になっていた時期であり、オープニング映像で校舎内の廊下をバイクで走ったり、窓ガラスを破るなどの場面に表現されている。

【ドラマ】TBS 土曜日 21:00 - 21:54
全26話
1984年10月6日 - 1985年4月6日まで

【主題歌】「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」歌: 麻倉未稀

キャスト&スタッフ

監督
山口和彦、江崎実生、岡本弘、合月勇
原作
馬場信浩「落ちこぼれ軍団の奇跡」
脚本
長野洋、大原清秀

出演
山下真司、岡田奈々、伊藤かずえ、宮田恭男、松村雄基、岩崎良美、下川辰平、名古屋章、和田アキ子、坂上二郎、梅宮辰夫 ほか

第14話「一年目の奇跡」

(1985年1月12日 放送)
【ストーリー】
元日本代表の名フランカーだった滝沢賢治は現役引退後、川浜市教育委員会に勤務し、ラグビー指導等をしていた。それに目をつけた市立川浜高校の山城校長から川浜高校体育教師の職にと懇願されたが、その悪いことなら県下一のワースト校が川浜高校であったため、妻・節子は反対した。しかし、一方では賢治の夢は教師になることで、悩みぬいた末、川浜高校に赴任した。生徒たちの反乱、そして屈辱の大敗を経て、ラグビー部として始動していき、全国大会の決勝戦に臨んだ。オープニングの冒頭近くに、モデルとなった伏見工業-大阪工業大学高等学校の決勝戦のキックオフ前後の映像が流れる。

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