すみやかに返却や退会の手続きを

個人が生存中に取得した免許証や保険証、会員証があります。このようなものは本人が死亡と同時に返却しなければなりません。返却が必要なものとして故人の健康保険証、年金証書(年金手帳)、自動車の免許証、パスポート、役所からの老人優待パス、勤務先の身分証明書、クレジットカード、JAF(日本自動車連盟)の会員証、インターネットの会員資格、スポーツジム会員証などがあります。

健康保険証、年金手帳、免許証などの返却手続きはどこでどのようにするの?

健康保険証や年金手帳

健康保険証や年金手帳は、市区町村役場の窓口へ提出し返却します。年金は本人の死亡により停止されなければなりませんので、停止手続きを行います。このときに、故人の年金で遺族がもらえる年金(遺族年金)への切り替えの手続きを一緒にするほうが二度手間となりません。

免許証

故人の運転免許証は、有効期限をすぎて更新の手続きをしなければ自然消滅となりますが、本人の死亡と同時に警察(公安委員会)へ返却するのが原則です。故人が調理師などの免許を持っていた場合、その免許も発行元へ返却するのが本来の在り方です。

パスポート

パスポートは、有効期間が「5年」と「10年」の2種類のタイプがあります。その間に紛失して悪用されることを防ぐためにも、各都道府県の旅券課で返却の手続きをとっておくことをお勧めいたします。
パスポートイメージ画像

パスポートを記念に
故人のパスポートは、遺族にとっては記念に残しておきたいということもあるでしょう。そういう場合は、手続きの際のその旨を申し出るとパスポートをVOID処理(使用できないよう)にして遺族のもとへ返してもらえます。

老人優待パスなど

最近では、市区町村で老人優待パス、公共施設や交通機関(バス、電車など)の無料カードなどを発行しています。そのようなものも本人の死後、直ちに市区町村に返却しなければなりません。

身分証明書

故人が企業や団体に勤めていた場合には、企業や団体が身分証明書を発行することがあります。本人が亡くなったのですから、企業や団体からの要求があるなしにかかわらず返却します。

クレジットカードやスポーツクラブ会員証

銀行や信販会社が発行しているクレジットカード、デパートや健康のために通っていたスポーツクラブの会員証の場合は、発行元へ名義人が死亡したことを連絡し、解約に必要な書類を送ってもらい、退会の手続きを行います。手続きをしないままでそのままにしておくと、年会費などが自動的に口座から引き落とされてしまいますので注意しましょう!

会費が自動的に引き落とされる可能性のあるもの

会費などが自動的に引き落とされるものとしては、自動車サービスのJAFの会員やインターネットの会員資格などがあります。これらも脱会手続きを行わなければ・・自動的に口座から引き落とされる契約のものが多いようです。

故人がこのような会に加入されていなかったかをすぐに調べ、速やかに退会の手続きをとるようにしましょう。

返却の手続きは、市区町村役場、警察、公共施設、企業などの窓口によって異なりますが、死亡したことを証明する書類(死亡診断書、戸籍謄本、戸籍抄本)の写し尾印鑑を用意しておくことが必要です。

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