男女間違えて火葬 所沢葬斎センターで遺体取り違え

埼玉県所沢市の葬祭場「さがみ典礼所沢葬斎センター」で今月6日、高齢の男性の遺体が女性の遺体と取り違えられ、女性の遺族のもとで誤って火葬されるミスがあったことが18日、同センター運営会社などへの取材で分かった。同社は両遺族に謝罪。男性の遺族は葬儀を取りやめ、女性の遺族は再度、葬儀をやり直したという。

 同センターを運営する「アルファクラブ武蔵野」(さいたま市見沼区)によると、6日午後2時ごろ、男性職員2人が霊安室に安置されていた女性の遺体と間違って男性の遺体を搬出し、女性の遺族に届けた。男性の遺体は9日午前、所沢市斎場で火葬。同日午後5時ごろ、系列の「さがみ典礼三芳葬斎センター」(同県三芳町)で男性の通夜の準備をしていた遺族が、棺に見知らぬ女性が安置されているのに気づき、取り違えが発覚した。

 関係者によると、男性の遺族のもとには火葬された遺骨が届けられたが、遺族は「本人のものなのか分からない」として受け取りを拒否。遺骨は現在、同社で保管しているという。

 同社によると、霊安室の遺体には通常、全てに名札を付けているが、2人の遺体には名札がなかったといい、経緯を調査中。同社は問題発覚後、男女で色分けした名札を付けるなどの対策を行っており、「二度とこのようなことがないよう、お客さまの立場でのサービス提供を心がけたい」とコメントした。

男性の遺骨はどうなった?

葬儀会社は事件後、男性の遺骨を女性の家族から男性の家族へ引き渡しましたが、男性の遺族は「届けられた遺骨が本当に本人のものかどうかがわからない」として引取を拒否しました。 男性のものとされる遺骨は家に帰ることができずに、葬儀会社で保存されているとのことです。

遺体の取り違えはあってはならない初歩的なミスです。

たとえどんなに葬儀会社からの謝罪があっても、故人の事やお葬式の事を思い出す度に、このトラブルの事を同時に思い出してしまうことでしょう。

こうした葬儀のトラブルがあった際、ご遺族は大切な家族を失った悲しみと同時に、きちんと送り出してあげられなかったという後悔の念を抱く場合が非常に多いのが特徴です。

どうして気づかなかったのか

最大の問題点は、「なぜ途中で気づかなかったのか」ということです。

管理人が推測するに男性の親族は、自宅に連れて帰ることができなかったため、火葬の日まで故人を預かってもらう直葬を選択されたものと思われます。葬儀社の安置施設での対面も不可。それに加え所沢市斎場での規定があり火葬場内での対面(拝顔)もできなかったことが想像されます。

ダンディボイス
大手の葬儀社さんということで、このことが発覚するまでは・・・親族も安心されていたことと思います。

そのような条件下では、葬儀会社側では細心の注意を払い、ご遺体の確認をしなければなりません。

担当者自身、病院などからのお迎えから霊安室で安置・その後火葬に至るまで責任を持って対応していれば防げた事件だと考えます。

ダンディボイス
多くの遺体を預かる場合、一般的なお葬式をするよりも気を使います。

管理人の知る限り火葬場で、遺体を取り間違えて大慌てされていた業者さんを幾度となく見てきました。

おもうこと

葬儀には死者を弔うという意味合いの他に、そのままにしておくわけにはいかない遺体の処理という側面があるのは確かです。
しかし、死者を供養するという気持ちは、葬儀業界に関わる全てのスタッフが忘れてはならない大前提です。

今回事故があった会社が所属するグループは、WEB集客型に力を入れているベンチャー企業を2013年1月18日に買収しています。

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