成相寺の閻魔像

閻魔(えんま)は仏教、ヒンドゥー教などでの地獄、冥界(めいかい)の主(あるじ)。 冥界(めいかい)の王として死者の生前の罪を裁く神。 日本の仏教においては地蔵菩薩(じぞうぼさつ)の化身(けしん)とみなされ同一視されている。

日本仏教においては地蔵菩薩と同一の存在と解され、地蔵菩薩の化身ともされている

後に閻魔の本地とされる地蔵菩薩は奈良時代には『地蔵十輪経』によって伝来していたが、現世利益優先の当時の世相のもとでは普及しなかった。平安時代になって末法思想が蔓延するにしたがい源信らによって平安初期には貴族、平安後期には一般民衆と広く布教されるようになり、鎌倉初期には預修十王生七経から更なる偽経の『地蔵菩薩発心因縁十王経』(略して『地蔵十王経』)が生み出された。これにより閻魔の本地が地蔵菩薩であるといわれ(ここから、一部で言われている閻魔と地蔵とを同一の尊格と考える説が派生した)、閻魔王のみならず十王信仰も普及するようになった。本地である地蔵菩薩は地獄と浄土を往来出来るとされる。

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