仏様やお位牌を祀り、礼拝する壇のこと。

仏教において仏を祀る壇全般を指す。

1.寺院の仏堂において仏像を安置する壇(須弥壇)も含まれる。
2.一般家屋の中に常設された、仏教の礼拝施設である。仏教寺院において本尊を祀る須弥壇(内陣)を小型化したもの。日本では、先祖供養に多く使われる。寺院本堂の祭壇と区別し、寺院の庫裡・客殿などに置ける小型の祭壇や一般家庭の仏壇を指して「御内仏おないぶつ」という呼称もある。

家庭内の仏壇について

チベット仏教では屋内の壁の1面程度を占めるサイズの祭壇上に本尊(身・口・意の三本尊=仏像・仏画, 経典, 仏塔)や供物などを、日本仏教では宗派ごとに指定された様式にて、木製の箱=仏壇の内部に本尊や脇侍の像・掛軸・供物などに加え、先祖供養のための位牌や過去帳、法名軸などを祀る。内部は仏教各宗派の本山寺院の仏堂を模した豪華な作りになっている。大きく分類する場合は、金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇に分けられる。

金仏壇

仏壇の規模の表し方は金仏壇では「だい」という単位が用いられる。これは中に掛けられる掛軸の大きさのことを指しており、これが3幅掛けられるだけの内のりがあることを示す。

例:50代…50代の掛軸が3枚掛けられるだけの内のりがある。

その際の掛軸とは、浄土真宗の本山から取り寄せた掛軸を指す(浄土真宗では本山から取り寄せた掛軸を祀る)。20代・30代・50代・70代・100代・120代・150代・200代がある。浄土真宗各派でサイズは多少異なるが仏壇サイズは同じで作られる。各産地により差異があるが具体的には、

・30代…内のり約1尺4寸(約42cm)50代…内のり約1尺6寸(約48cm)、70代…内のり約1尺8寸(約54cm)。

あくまで内のりであるので、同じ50代でも外寸法は異なる。「代」という単位は浄土真宗に基き、江戸時代における本尊のサイズごとの代価の名残であり、金仏壇と浄土真宗の繋がりの強さを感じさせる。中に入れるものの大きさが基準となっている、単位しては珍しい例。これの他に唐木仏壇と同様に外寸寸法表記を用いる地域も多い。

唐木仏壇

仏壇の規模の表し方は、高さ×戸幅の寸法が用いられる。戸幅とは、扉を閉めた時の扉部分の全体幅である。

例:43-18…高さ4尺3寸(約130cm)×戸幅1尺8寸(約54cm)

土地柄によっては戸幅が先で高さが後に表される所もある。あくまで戸幅であるので、同じ43-20でも全体幅・奥行きは異なる。

箪笥の上に置くような小型の仏壇の規模の表し方は、総丈を「号(ごう)」もしくは「丈(たけ)」で表す。

例:18号…高さ1尺8寸(約54cm)、20号…高さ2尺(=20寸、約60cm)。

仏壇の数え方

仏壇は「一基」「一本」「一台」で数えられる。「基」は据え付けるという意味の助数詞。据え付けるというのは施主の家に納まるということであるので、生産段階、販売段階では「台」と「本」が主に使用される。展示本(台)数、生産本(台)数という。

五十音順

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